違いシリーズ

「おお」と「おう」の違いと使い分けをわかりやすく解説

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むずかしいですねぇ~日本語は。日本人ですから聞く・耳にする分にはそれほど難しさは感じないのですが、話すとなれば敬語なるものがあって「尊敬語」「謙譲語」「ていねい語」の使い分けもよくわからないし、文章を書こうとおもってパソコンで日本語変換すれば目的の漢字がなかなか出てこないし・・・

「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」、「おお」と「おう」などなど、とりあえずパソコンの入力時には、「じ」がダメだったら「ぢ」で、「ず」がダメだったら「づ」で、「おう」がダメだったら「おお」でと、そんなめんどうくさい方法で対応しているわたしですが、なんとかそんな状況を脱却したく、今回は「おお」と「おう」の違い・使い分け・見分ける基準はないかといろいろ調べてみました。

「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の使い分けについてはこちら

「ずつ」と「づつ」の正しい使い方をわかりやすく解説  をご覧ください。

結論から先に言うと、圧倒的に「おう」となるものが多く「おお」となるものは数少なくて限られているということです。

 

下に書き出しました。

大きい(おおきい)

多い(おおい)

遠い(とおい)

狼(おおかみ)

通る(とおる)

凍る(こおる)

氷(こおり)

蟋蟀(こおろぎ)

頬(ほお)

炎(ほのお)

仰せ(おおせ)

公(おおやけ)

鬼灯(ほおずき)

滞る(とどこおる)

催す(もよおす)

概ね(おおむね)

愛おしい(いとおしい)

凡そ(おおよそ)

覆う(おおう)

憤る(いきどおる)

十(とお)

 

以上です。

これを覚えてしまえばOKで、パソコンの入力も少し早くなるし、ストレスも減るかなぁと思います。

 

いろいろな覚え方もあるようですので書いておきます。

「とおくの おおきな こおりの うえを おおくの おおかみ とおずつ とおった」
「おおよそ とお ほおずき こおり とおく とおり おおくて おおきい おおかみ」
「とおくの おおかみ おおきな こおり ほのおと こおろぎ 『お』とかくよ」

 

みなさんも是非参考にしてみて下さい。

 

ここからは余談になりますが、どうして発音は「おう」または「おー」なのに書く時のカナづかいは「おお」になるのか、歴史的な部分も含めて調べましたので書いておきます。

 

1946年(昭和21年)11月15日以前の歴史的カナづかいの時代には、は行「はひふへほ」が多く使われていました。たとえば「顔(かお)は(かほ)」「川(かわ)は(かは)」などです。これが1946年11月16日以降の現代カナづかいに変更になるときに、訓読み(※1)で語の先頭以外にある「はひふへほ」は「わいうえお」と読み、書く場合も「わいうえお」にするとなったからなのです。

※1 たとえば「顔」という文字は音読みでは「がん」、訓読みでは「かお」ですね。

 

現代カナづかいによって、「かほ」は「かお」(顔)、「かは」は「かわ」(川)のようになったのです。

 

例外として「ほ」が付いていた流れからではなく「を」が付いていた流れからの「十」(とお)もあります。昔は「とを」というカナづかいでした。

 

以上です。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

お時間のある方はこちらもどうぞ

>>「ずつ」と「づつ」の正しい使い方をわかりやすく解説 

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